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二〇〇五年 六月 二一日(火)

幕末・肥後藩士の遣米使節団旅行記、玉名の22校に贈る

記事全文

タイトルの肥後藩士とは、日本人で初めて世界一周した人物、木村鉄太のことです。

彼が記した「万延元年遺米使節 航米記」を、熊本の郷土史家・高野和人さんが現代語訳していたのですが、それが地元の小中高校に贈呈された、というニュースです。


このサイトを立ち上げ、幕末関連のニュースを探すようになってみてわかったこと。

それは、日本のあちこちで、「郷土の偉人や歴史を、地元の人々にもっと深く知ってもらいたい」と願い、その研究をライフワークとしている人がたくさんいるということです。

素敵です!
幕末.netは、そんな研究者の方々を草葉の陰から影ながら応援しています!


さて、「万延元年遺米使節 航米記」ですが、日記と120枚に上るスケッチからなっているとか。
日記はもちろんおもしろそうなのですが、スケッチに興味をそそられます。

現代語訳ではすべてのスケッチが紹介されているのでしょうか?
Amazon.co.jpにありましたので、さっそく注文しました。
到着が楽しみ!

万延元年遣米使節航米記―現代語訳
木村 鉄太 高野 和人
熊本日日新聞社 (2005/04)
売り上げランキング: 141,600

10:幕末トピックス : 23:56 | コメント (2) | トラックバック

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コメント

郷土史の研究家という存在は一見地味かもしれませんが、土地の持つ歴史、記憶を守るという意味合いで考えると非常に貴重なものなのかもしれませんね。
自分の土地や祖先を誇りに思う気持ちって素敵ですね。

あ、あと草葉のかげからは応援しない方が良いと思いますよ~。
「影ながら」応援するのが良いかと。


投稿者 たけうち : 2005年06月23日 01:14

たけうちさん

なんていうか、うまくいえないのですが、
自分の生まれ育った土地に親しみや誇りを持つことは、なにか心に一本の「芯」というかそんな感じのものが入る気がします。

地元の歴史を知るということは、その「芯」を得るために有効なことだと思うのですよ~。

> あ、あと草葉のかげからは応援しない方が良いと思いますよ~。
>「影ながら」応援するのが良いかと。

のおおおおお!
ご忠告ありがとうございます。(笑)
「影ながら」応援します!

投稿者 わだ[管理人] : 2005年06月23日 11:28

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