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2005年04月27日

黒船祭:来月20日から ポスターが完成--下田市観光協会

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昨年は30万人近い人出だったとか。
日米和親条約締結の再現劇なんかもあるようです。

10:幕末トピックス : 14:48 | コメント (0) | トラックバック

2005年04月23日

安岡家住宅:国重文に きょうから初の一般公開

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芥川賞作家・安岡章太郎さんの父の実家であり、土佐藩独特の身分である郷士の住宅を代表する造りとなっているそうです。

ちなみに安岡章太郎さんは、幕末に坂本龍馬や武市瑞山とともに土佐勤皇党に参加した安岡覚之助、嘉助兄弟の子孫なのだとか。

安岡嘉助といえば、土佐藩の参政・吉田東洋を暗殺した一人です。
その後天誅組に入り京都で刑死しています。

長男の覚之助は、土佐藩内の勤王党の大弾圧の際に武市とともに入牢。
拷問に耐えて出獄しています。
その後は、討幕軍に従い戊辰戦争に参戦、会津で戦死。

その日記や書簡を手がかりに、ご自身の先祖の生き様について物語る流離譚は、これからぜひ読んでみたい小説です。

流離譚〈上〉
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10:幕末トピックス : 16:02 | コメント (0) | トラックバック

2005年04月17日

日露通好条約:修好150周年式典、友好誓う--開国の町・下田で

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ご存知のとおり、この条約は、北方四島北端の択捉島とウルップ島との間に自然に成立していた国境を法的に確定するものでした。つまり、ロシア帝国が択捉、国後、歯舞、色丹4島が日本に帰属することを確認したという条約です。

幕府の代表である川路聖謨とロシアの代表であるプチャーチンは、お互いを尊敬し合い、国境線というデリケートな問題を友好的に解決したと言われています。

(その辺のエピソードはこちら→落日の宴―勘定奉行川路聖謨

それから150年。
一度は解決したはずの問題が、未だ両国間にあります。
最近では竹島などの問題もあります。

友好は互いを尊敬し合ってこそ生まれるものだと思います。
日本の代表は、川路聖謨のように他国に尊敬される振る舞いや行動をしてほしい。

ちょんまげを結った人にもできたのだから。


北方領土問題の概要(外務省のHP)


落日の宴―勘定奉行川路聖謨
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5 幕府側のエリートの話

10:幕末トピックス : 21:35 | コメント (0) | トラックバック

2005年04月15日

晋作しのび、高杉東行祭

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5月1~5日には東行庵の特別公開があるそうです。
普段は庵内部は公開されていないそうなので、お近くの方、ぜひ行ってみては?

※東行庵(しものせき観光ホームページより)

高杉晋作(号「東行」(とうぎょう))の愛人おうのは、晋作の死後、尼となって(谷梅処(たにばいしょ)と改名)、その墓を守り菩提(ぼだい)をとむらうようになりました。
 はじめは山形有朋(やまがたありとも)が住んでいた吉田の無隣庵(むりんあん)を僧堂にあてていましたが、明治17年に山形有朋・伊藤博文・井上馨(かおる)らの寄付によって、無隣庵の隣接地に、現在の東行庵が建立されました。
 早春は梅、初夏は菖蒲、秋は紅葉の名所として知られています。

10:幕末トピックス : 11:47 | コメント (0) | トラックバック

2005年04月12日

幕末~明治期、黄色和綴じ本で使用 「燃やすのは厳禁」

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むう。
貴重な資料が捨てられたりしないことを祈ります。

10:幕末トピックス : 22:47 | コメント (0) | トラックバック

2005年04月09日

新田次郎賞:中村彰彦さんが受賞

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■受賞作品名は落花は枝に還らずとも―会津藩士・秋月悌次郎 (中央公論新社)。

 幕末に活躍した会津藩士・秋月悌次郎の波乱に富んだ生涯を描いた小説だそうです。

 幕末の志士を描いた小説は本当にたくさんありますが、
 いち会津藩士を取り上げた小説というのはあまりないですよね。

 ぜひ読んで感想をアップしてみたいと思います。



落花は枝に還らずとも―会津藩士・秋月悌次郎 (上)
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4 人間の品格について感じさせられる一品

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4 苦難の中でその人格は磨かれ、その輝きは維新後に学生達に伝えられる

10:幕末トピックス : 15:20 | コメント (0) | トラックバック

2005年04月08日

市有形文化財:天然理心流の「道場入門の血判帳」などを指定

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相模原にも広がっていたんですね。
江戸や多摩だけかと思ってました。

10:幕末トピックス : 01:16 | コメント (0) | トラックバック

2005年04月07日

桜田事変絵巻:一部始終を克明に描く 彦根城博物館で公開中

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同博物館が90年に東京の書店から購入したとか。
神田あたりの古書店でしょうか。

ううむ、私も掘り出し物を探しに行ってみようかな。

10:幕末トピックス : 00:33 | コメント (2) | トラックバック